ハッキリと調べてませんがもしかするとこのブログの更新と、今月の珈琲の売れ行きは相関関係があるのかもしれません。というのは、月が明けてすぐにブログを更新したら、先月のフルッタ・メルカドンが記録的な売上をマークしました。もちろん良いコーヒーだからというのが一番の理由なんでしょうが、日数の少ない二月で記録を出すというのは信じられません。
ただこのブログのページビューを見ると月初のアクセス数が割と多く、月が変わったら一度はチェックしてもらってるのかなと思うと申し訳ないと思うしかありません。アクセス数と注文数の関連を一度調べてみようかと。いや、その前にさっさとブログ書けよって感じですが。
これを書いたらもう来月のブログを書き始めよう・・・いや、その前に今月の珈琲を決めないと。予定では四月は決まっていたのですが、こっそり在庫していたブツが売り切れてしまったんですね。さて、どのコーヒーにしようか。店頭試飲で評判の良い先日入荷したルワンダにしようかな。
今月からカレンダーがNAVITIME仕様になりました。なりましたってか、使わせてもらってるだけですが。月曜日スタートの卓上カレンダーって、意外と見つからないんですよ、と散々言い続けていたら同社の方からいただきました。もうこれだけでナビタイム最高です。で、今月は火・水と連休にしましたが、4月は火・木と休んでみます。その話はまた今度。
インスタではケンカ腰な書き方に見えなくもない感じがするタイ チェンライ 宇佐美農園 ドイチャンコーヒーが【今月の珈琲・10%OFF】になります。このコーヒー、実は10年前ぐらいから継続して取り扱っているもので、2-3年周期で今月の珈琲にしています。タイ語で「ドイ」が「山」で「チャン」が「象」という特徴的な名前をしたコーヒーなので、記憶にある方もまずまずおられるのではないでしょうか。
このコーヒーはカチモールという品種でして、アラビカ種とカネフォラ種(ロブスタ)の交配品種です。今ではそれが特徴であるとは言えないぐらい珍しい品種ではなくなりました。前にドイチャンの特徴を書いた頃はまだカチモールをはじめとするアラビカ種とカネフォラ種のハイブリッドが珍しかったと記憶しています。ヴァリエダコロンビアとか懐かしいですね。
余談ですがハイブリッドはロブスタが入っているから美味しくないと決めつける方がまだまだ多いのも事実です。確かに出始めの頃のハイブリッドは、味的になかなか厳しいモンがありましたがね。特に先のヴァリエダコロンビアなんかはさすがに見なくなりました。品種改良を経て今ではカスティージョと呼ばれるコロンビアの一大品種となっています。
そして更に余談。コロンビアのハイブリッドを検索しまくっていたら数時間経過してしまいました。FNCのサイトなんかは参考になるのですが、「いったいその話はどこから聞いたんですか」というようなバイラルメディアの記事が表示されてきて、つい読み耽ってしまいます。そして答え合わせのために更に検索。ネットは疲れる。
タイのコーヒーの話をするつもりがいつの間にかコロンビアになってしまったので、話を元に戻しましょう。もう品種の話はいいですね。お味の話でもしましょうか。
今年で平成が終わってしまいますがドイチャンは昭和の味がします。どちらもそこそこ主張する適度な苦味と酸味。けれども飲みやすい。でも味はややしつこい。昭和のコーヒーの味を文章で表現してみました。今となっては逆に珍しい味のコーヒーになったと感じています。
華やかな酸味、ふくよかな甘味、クリアな後味・・・のようなコーヒーとは真逆なコーヒーがドイチャンです。そこが「スペシャリティコーヒーと対極にあるような風味」と言い切った所以です。スペシャリティコーヒーへの悪口でもないし、ドイチャンへの悪口でもありません。こういうコーヒーもあるよってことです。みんな同じじゃつまらないでしょ。
【今月の珈琲セット・15%OFF】はタイ チェンライ 宇佐美農園 ドイチャンコーヒーとたぐちプレミアムブレンドのセットです。個人的にはこの組み合わせはなかなか良くできていると思いました。過去と未来が交互に楽しめる組み合わせではないかと自己満足しております。