ちなみにゲストでソニック・ユースばりのノイズギターを鳴らしていた人(もしかしてソニック・ユースより先?)は、あまちゃんやいだてんの音楽を担当した大友良英だったそうな。あのギターからあのドラマ主題歌が全然想像できない…。
10月1日に全国一斉コーヒーインストラクター3級検定というイベントが行われます。当然、そういったことには乗っかる主義でして、ウチは原宿は神宮前にある装丁夜話さんで開催することになりました。検定といっても一般向けの内容で途中、コーヒーの飲み比べなんかも含めた堅苦しくない内容で、楽しみながらコーヒーの勉強ができるようにしたいと思っています。こちらは講習を受けていただくだけで3級の認定証が発行されます。コーヒー好きな方にぜひともオススメしたいイベントです。
お盆休みに入院すると書いたら、ほうぼうにやたら心配を掛けてしまったようで・・・。なんだかすいません。いたって元気にしております。
しかし入院ってすごく体力を奪われるイベントですね。退院して十日ぐらいは、何かするたびに息が切れてどうしようもない感じでした。寝たきりコワイ。やはり人間も動物ですから、動けなくなったら待っているのは死のみといったところでしょうか←悲観的
ええっと、休みの話ですね。二回目の三連休の中日にあたる22日はお休みします。この日は珍しく人前でコーヒーを淹れるイベントに参加してきます。最近、こういったイベント出店も精力的に行っています。仕事ください。
ちょっと前にお知らせした猫町ブレンドというイベント限定ブレンドのベースにしたコーヒーです。こちらではこの時のコンセプトを紹介していなかったので、今更ですが記しておきましょう。
猫町ブレンドはブラジルとドミニカのコーヒー豆を配合しています。文中のブラジルこそが【今月の珈琲・10%OFF】ブラジル イルマス・ペレイラ農園 NEW FLAVORSです。このコーヒーはカルモコーヒーという、ブラジルの名産地カルモ・デ・ミナスにある大手輸出業社が始めたプロジェクト「NEW FLAVORS」の商品になります。
赤く完熟したコーヒー果実は丁寧に収穫され精選されます。
代表的な精選方法はふたつ。
ナチュラル(果肉をつけた状態で乾燥まで行う方法)とウォッシュド(水で洗ってから果肉を剥いた状態で乾燥を行う方法)です。
ブラジルではナチュラル、ドミニカではウォッシュドが一般的ですが今回使用したものは、通常とは逆のブラジルをウォッシュド、ドミニカをナチュラルで精選した豆です。
これによりブラジルもドミニカも、いつものような味があまりしません。
しかしそれをブレンドして出来上がったのは、苦味と酸味、甘みとコクがバランス良く存在する飲みやすいコーヒーでした。
いつもと違う道を通ったけど行き着いたのはふだんの町だった…
そんな日常に溶け込む飲み飽きないブレンドです。
世界最大生産国のブラジル。実はコーヒーの輸入ができないことは意外と知られていません。つまりブラジルではモカやキリマンジャロのような他の国のコーヒーを飲むことができないんですね。これだけ様々な味のコーヒーが世界を席巻しているというのに。
それならば自国で作ってしまえばいいじゃないか、というか作るしかない。それがブラジルでウォッシュド精選をする理由の一つです。
だもんで、カップがなかなか面白い仕上がりです。ブラジルのコーヒーなのでブラジルの味はします。けれども、ウォッシュド精選ですから中米のような酸味も若干感じることができます。ストレートなのにブレンドのような味がするコーヒーです。こういうのに弱いんですよ、ワタシは。「酸味が」とか「キャラクターが」とか、そういったことだけでなく複合的に様々なものを感じるものに目がありません。
当初はたぐちプレミアムブレンドに使っても良いと思ってましたがやめました。試してませんが確実にバランスを崩すことがたやすく想像できるからです。【今月の珈琲セット・15%OFF】で、それぞれの複合的な味を比較してみてもらえると嬉しいです。
最後にもう一つお知らせ。今年初めに紹介するやいなやあっと言う間に売り切れたコロンビアのピンクブルボンが再入荷しました。ロットは変わりましたが、サトウキビのような独特の甘みは健在。実に素晴らしいコーヒーです。すぐになくなることはない・・・と、言い切れませんが興味のある方はお早めにどうぞ。コレは旨いです。