たぐち珈琲豆店@Amazon.co.jp

たぐち珈琲豆店@Amazon.co.jp オンラインショップはこちら

2018/01/13

2018年1月【今月の珈琲・10%OFF】のご案内

今更ですけど皆さん、あけましておめでとうございます。今年もたぐち珈琲豆店をよろしくお願いします。と、遅い新年の挨拶をカマしたところで早速臨時休業のお知らせになります。

さてさて、新年一発目の新しい試みです。コーヒーの販売単位をレギュラーサイズ(生豆時250g)に加えて焙煎後1gを追加しました。前々から生豆時150gや生豆時75gなど試行錯誤してきましたが全てのニーズに応える、といえば聞こえは良いものの単に面倒になっただけです。250gだと100gにしてくれ、100gだと50gにしてくれ。果ては1杯だけのみたい・・・じゃあ、欲しいだけ売るよって具合です。最近はコーヒー1杯淹れる時の粉の使用量が人それぞれ多岐にわたっており、それなら必要な分だけを売ったほうが良いという判断です。価格は生豆時250gをベースに1gを1.3倍にします。少しだけ欲しいとか1杯だけ飲んでみたいという場合にご利用くだされば。

そして今年から当店で粉にしてお買上げいただくことを推奨します。コーヒー屋が劣化スピードの速い粉の状態を勧めるとは何事かと思われるでしょう。でもですね、コーヒーってそんな簡単に劣化しないと思うようになったんです。味と香りは変化していくけど劣化はしない。豆の状態だって味と香りは緩やかに変化しています。これを劣化の一言で片付けてしまうのは早計すぎる。ましてや酸化だなんてとんでもない。ちょっと酸味が出るようになったからといってコーヒーが酸化しているのではありません。この変化も毎日飲んでいくうえで楽しめる要素の一つじゃないでしょうか。
もう一つの理由は家庭用ミルと業務用ミルの性能差が開きすぎているからです。極端な話、家庭用と業務用の価格差は最大で100倍はあります。業務用は耐久性も価格に反映されているので単純に価格差と性能差が比例するとは言いませんが、それでもこの数字が何を語っているかということです。去年から行っている珈琲講座などでもお話ししている通り、家庭で美味しいコーヒーを淹れる決め手は粉砕とペーパー選びだと思っています。そこが良ければ買ってきたコーヒーの味がしっかり抽出されることになります。いつも豆でお買上げの方も一度はお店のミルで粉にしてみることをお勧めします。
とはいえ、豆の状態より粉の方が劣化スピードが速いことは事実です。これを少しでも抑えるよう粉でお買上げの場合のみ、新しく導入したワンウェイバルブが付いた保存性の高い袋でご提供します。

さて、いい具合に長い文章を書いたのでそろそろ【今月の珈琲・10%OFF】のご紹介をしましょう。新年一発目は2017年に一番売れた、それどころか当店始まって以来、記録的な売上を記録したエチオピア イルガチェフ コケ G1 ナチュラルにします。去年10月の今月の珈琲だったので記憶に新しいコーヒーかと。何人かの方にはお伝えしていますが、このコーヒーは店主20年のキャリアで最高傑作です。「ストロベリーヨーグルトサンデーの味」と説明するとたいていの方が「?」となるものの、飲んだ感想を聞くとその通りだったとお褒めの言葉をいただきます。残念なことにこの原料が継続的に入荷する保証がありません。今年3月ぐらいには完売するだろうと言われており次回のロットで同じ味が出る保証もありません。ぜひたくさんの方に飲んで評価していただきたいと思ってのアンコール販売です。


そして毎月変わる今月の珈琲とオススメコーヒーをセットにした【今月の珈琲セット・15%OFF。今月もグレードアップに成功したたぐちプレミアムブレンドです。年末は売り切れてしまい大変申し訳ありませんでした。